最初に、佐藤隊長からロコモティブシンドロームについての話がありました。
生活習慣病のメタボリックシンドロームは内科の病気。
ロコモは、変形性関節症や骨粗鬆症、加齢による運動機能の低下など主に整形外科にかかる病気。
ロコモの国内患者数は4700万人で、国民の4~5割に上り、まさに「国民病」。
ロコモになる原因としては、変形性膝関節症、骨粗鬆症、関節リウマチなど運動器自体の疾患と加齢に伴う運動量や筋力の減少とし、特に食事では、筋肉を作るたんぱく質を十分に摂取することが重要。
「ロコモ」は、「メタボ」や「認知症」と並んで、健康寿命を短縮し、寝たきりや要介護になる3大原因の一つであると説明しました。
また、延岡で普及している百歳体操は、座ったままでき、普段使わない筋肉が鍛えられるので、ロコモ予防に良いと推奨しました。
次に、吉本隊員による「ロコモ度チェック」を参加者全員にしてもらい、最後に藤川隊員による「ロコモ予防体操」を行いました。
参加人数は30名でした。